69の日

思いがけず、今日6月9日のカレンダーを見て「ああ、今日はあの日だ」とメールを頂いたり、「今日はあの日ですが何かやらないんですか?」というメールを頂いたりして、自分ですら忘れている今日という日が、誰かの頭の片隅にふと私の姿がよぎるということに対して、人生とは何かを考えさせられるのであります。私の生が誰かの生と繋がっているという奇跡。適切な言葉が使えないが、私にその権利なぞ持たない他人の限られた幾許の時間のほんの一瞬に、私が存在するのなら、それはとても幸せなことだろうと、このロックの日に感じさせられたわけであります。秋葉原の事件、心配したわというメールも頂いたり、こんなダメな私に対して、たくさんの人たちが優しく接してくれるという事実を、私はしっかりと受け止める義務があると、そう思いながら、今日は六本木ヒルズのバーで、日本でまだ数件しか置いてないんですよーとかいううまいワインを飲んでチーズを食べて酔っ払って今帰ってきたよ!どうみてもヒルズ族だお!気持ちよく寝るお!おっおー!みんなもっと僕のことを好きになるといい。